TKC医業経営指標(M-BAST)の活用

客観的なデータに基づく経営改善支援

当事務所は「TKC医業経営指標(M-BAST)」を利用して、病医院の経営改善を支援しています。

TKC医業経営指標(M-BAST)とは

当指標は、病院・診療所向けに開発された会計ソフトである「医業会計データベース」等を利用している医療機関の決算書データを分類・編集し、収録した経営指標です。

当指標に収録されたデータは、TKC全国会に加盟する税理士・公認会計士が毎月実施する巡回監査と月次決算により作成された会計帳簿を出発点とし、そこから誘導された決算書(貸借対照表及び損益計算書)を基礎としています。医療法人において、これらの決算書は、すべてそのまま法人税の申告時に利用されたものとなっています。

これだけの精度と速報性ならびに経年定点観測(時系列観測)、規模を備えた医療機関の経営指標は、世界にも類例が無く、関係諸機関から高く評価されています。

令和7年版 収録データ

診療所8,573件、歯科4,029件、病院654件、介護保険施設177件、合計13,433件のデータを分類・編集しています。調査対象の医療機関は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に事業年度を終了した病院および診療所で、かつ2年以上事業を継続している医療機関です。

中期経営計画のベンチマーキング指標として

月次決算において同業者比較を行うほか、中期経営計画の策定を支援する際に、当指標をベンチマーキング(比較基準)の指標として活用することで、貴院の経営改善を強力に支援します。「自院の経費率や利益率が、同規模・同診療科の平均と比べてどうなのか」を客観的に把握することが可能です。

充実した分類・集計データ

診療所の分類集計

  • 経営形態(個人・法人)の分類
  • 黒字機関と欠損機関の分類
  • 病床区分(有床・無床)の分類
  • 12の診療科:内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、精神科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、血液透析科、歯科
  • 院内処方・院外処方の別
  • 院内技工・院外技工の別(歯科)
  • 地域の分類(全国8エリア)
  • MS法人の有無、介護施設の有無

病院の分類集計

  • 経営形態(個人・法人)の分類
  • 黒字機関と欠損機関の分類
  • 一般病院と精神病院の分類
  • 4つの診療系統:内科系、外科系(整形外科系、眼科系、耳鼻咽喉科系を含む)、精神科、産婦人科
  • 経営形態(個人・法人)の分類
  • 規模(医業収益高)別の分類

※「TKC医業経営指標(M-BAST)」の編集に際し、TKC会員(職業会計人)の守秘義務を完全に擁護するため、調査対象先については、本書の財務データとして収録してよいかどうかの確認が個々に行われ、承認を得ることができなかった財務データは収録データから削除します。

※一切の編集作業は病医院の名称等をあらかじめプログラムによって無条件に削除した上で、複数の平均値を算出して編集しています。

※分類集計したデータが2件以下の場合は、全体のデータには含めていますが個別の表示は省略しています。

データのご紹介(令和7年版 一部抜粋)

変動損益計算書(黒字医療機関平均)

診療科:全診療科 / 経営形態:個人 / 病床区分:無床
処方区分:院内処方 / 対象機関数:695件 / 平均従事員数:7.4人
項目
金額(千円)
構成比%
前年比%
医業収益
101,293
100.0
98.3
 保険分収入
90,367
89.2
98.5
 自由分収入
10,925
10.7
96.6
医業費用
78,772
77.7
101.8
 変動費(材料費・委託費)
33,897
33.4
102.5
  材料費
31,521
31.1
102.5
  委託費
2,375
2.3
102.1
限界利益
67,396
66.5
96.3
 固定費
44,514
43.9
102.7
  給与費
26,404
26.0
102.6
  設備費
8,410
8.3
99.2
  研究研修費
184
0.1
97.5
  経費
9,875
9.7
99.7
医業利益
22,521
22.2
87.6
 医業外収益
770
0.7
56.0
 医業外費用
409
0.4
95.9
経常利益
22,881
22.5
85.8

より詳しい指標や、貴院の属性に合わせたデータについては、当事務所にお尋ねください。

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